憧れと覚悟の狭間で悩む女心と５月の空

ありがとうございます。
三島占い マザーズラブの秋山裕美子（鑑定士名：堂本あかり）です。


幼いころ、「あかりちゃんは何になりたいの？」と聞かれたとき、正直、何になりたいのかさっぱりわからなかった。

一応、幼いながらも聞いてきた大人たちに合わせ、「看護婦さんかな？スチュワーデス（古いな～）かな」とは言っていたものの、

この「何になりたいのか？」の状態は高校生になってからも続き、

いざ就職いうときに、唯一思いついたのが「一般ＯＬ」だったので、

一般ＯＬがどんな仕事をするのかもわからずに、そのままストレートに「一般ＯＬ」になってしまった。

私が一般ＯＬになったころは、まだ男女雇用機会均等法はなく、

仕事と言えば「お茶くみ、ＦＡＸ，コピー取り」の、正にＯＬ三種の神器と言える仕事ばかりだった。

そして２５歳前には結婚退社をするのが、女子社員の恒例行事であった。

夕方５時になれば真っすぐに帰宅し、「水戸黄門」を見ることができるという好条件の中、

いま思うと、ゆるーくゆるーく、ぬるま湯につかった生活をしていたわけだが、

バブルがはじけ、アッシー・メッシーも死語になり、結婚もせずにいた私にも、

やはり「これはやばい」「これではいけない」と、一抹の不安がよぎったものだった。


それからあっという間に時は過ぎ、一般ＯＬ生活も２５年を過ぎたころ、

母が亡くなったのを期に、はたと思った私は、

小学生の頃から好きだった「占い」を習い始めたのだった。

人間という生き物は面白いもので、少し占えるようになると、だれかを占いたくなるし、

そしてだれかを占うと、もしかしたらプロになれるかもしれないと憧れを持つものである。

正直言おう、

昔の私もその一人だった（笑）


でもいざプロの占い師になると、アマチュアだったころとは大違いの様々な角度から「試練」というものが襲ってくる。

「うー苦しい、やめて～！」と叫んだところで「試練」が逃げていくわけではない。

なにせ、お客様からお金をいただいて、占いをさせていただくのだから当然のことである。


どの道を選び、どの道を進むのかはみな違うが、

やはり何かを目指そうとする場合、それ相当の「覚悟」が必要なんだと、

プロになってから１０年近くたった今、

この「覚悟」ということの本当の意味を切実と感じている次第です。


『隣の芝生は青く見えるけどね、あかりちゃん、いざ入ってみると青くないのよね。これがさあ。』

先日、占いの大先輩から言われた言葉である。

本当にそうだよな～と納得。


さてさてこれから私、この「覚悟」というものと再度向き合い、しばらくの間格闘をしなければならないが、

願わくは格闘ではなく、しなやかにそして涼やかに、ニコニコ笑いながら過ごしたいものである。

願わくは・・・。







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感謝を込めて・・・。